通常のハンドドリップの抽出法とは異なり、注ぐお湯は一回!蒸らしは不要!噂のドリッパー『ハリオV60無限ドリッパー』をご紹介。実際使用してみましたが私は必要ないかな?と思います。その理由や機能を順を追って紹介します。
こんにちはAOIです。
年間1000杯以上はコーヒーを飲む珈琲ジャンキーの私が
独断と偏見を持ってレビューしています。
ドリッパーMUGENお試しセットの内容
今回購入したのは『ドリッパーMUGENお試しセット』
セット内容は、
- V60一回抽出ドリッパーMUGEN(1〜2杯用)
- V60ドリップケトル・エアー(実用容量350ml)
- V60メジャースプーン(すり切り12g)
- V60ペーパーフィルター02(ホワイト40枚)
ドリッパーはリブが星型(スターライン)のようになっていて、これが肝っぽく感じる。
本体はAS樹脂製、耐熱温度は90°C。
ホルダーはポリプロピレン製で耐熱温度120°C
専用のケトルはPCT樹脂で耐熱温度は100°C。
メジャースプーンはハリオV60の製品ではお馴染み。
ペーパーフィルターは02サイズ。
V60無限の抽出方法
早速、説明書に書かれているおすすめの淹れ方にて抽出してみます。
今回使用したレシピ
・コーヒー豆:コスタリカミディアムロースト 20g ・挽き目:ナイスカットミルで3.5の中挽き ・お湯90°C:240ml
無限ドリッパーの感想
◆メリット
- 抽出速度が速い…40秒かけてお湯を注ぎ、1分40秒くらいで抽出できる。
- 簡単…専用のケトルで回し入れるのみ…素人でも美味しいコーヒーが入れられる。
- 風味特性のあるスペシャリティコーヒーに向いている…抽出速度が速いので深煎りのものより浅煎り向きなのでは?今後検証が必要かな?
◆デメリット
- 専用のケトルは特に必要を感じない…ゆっくり入れればどんなケトルでもいいのでは?
- ドリッパーがホルダーから外せない…かなり硬くて外す時に壊れるのでは?※後で外れましたが、結構な力がいるので女性には不向きかも。
- デザインが微妙です。特にケトルがゾウさんみたいww※そう思うのは私だけでしょうか
V60とV60無限比較してみた
通常品であるV60とV60無限の抽出速度、味わいを比較してみました。
同じ豆、挽き目、お湯の温度を使用し1回で40秒かけて240mlのお湯を注ぎました。
落ちきったところでサーバーを外して完成。
結論
- 抽出速度は通常品であるV60の方が20秒ほど速い。やっぱり速いです。
- 香り、色合い、感じる酸味などの味わいは特に変わらないと感じました。※舌音痴の為ご了承ください。
まとめ
今回はAmazonにてお試しキャンペーンをしているセット商品(1650円)を使用しました。初めてドリップコーヒーを始める方には向いていると思いますが、正直セットの物は要らないかなと…。樹脂製の単品価格は800円それにケトル、ペーパー、メジャースプーン分で850円と考えるとまずケトルはデザインが微妙なのでいらない。メジャースプーンは他のもので代用できる。ペーパーは必要だけど…って考えると単品のものがいいと思います。
すでにV60ドリッパーをお持ちならこのドリッパー自体私はいらないと思います。ただ、上記で説明した通り初めてドリップコーヒーを始める方には本当に簡単に抽出することができ、ドリッパーだけならセラミック製2000円、樹脂製800円と安価なのでお勧めします。
ドリッパーの素材でも選べます。抽出温度で変化など楽しみたい方はセラミック製、軽くて楽に美味しい珈琲を抽出したいなら樹脂製みたいな感じでいいのではないでしょうか?
本日はハリオから販売している『HARIO ドリッパー MUGEN お試しセット』のご紹介でした。参考になれば幸いです。
では。
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